2026年10月5日月曜日

ひかりの里 よもやま話 #15「専門職紹介② 栄養士・管理栄養士」

 


 専門職紹介シリーズの第2弾・・・今回は「栄養士・管理栄養士」です。

 特養の栄養士・管理栄養士と聞くと、「毎日の献立を考える人」を思い浮かべる方が多いかもしれません。もちろん献立づくりも大切な仕事ですが、実際の役割はそれだけではありません。

 高齢になると、食欲や噛む力、飲み込む力が低下したり、病気によって食事への配慮が必要になったりします。そこで栄養士や管理栄養士は、体重や食事摂取量、健康状態などを確認しながら、一人ひとりに合った栄養管理を行います。介護職や看護職、ケアマネジャーなどと話し合い、「最近食べる量が減った」「むせるようになった」といった小さな変化から、その原因や支援方法を考えることも重要な仕事です。

 また、普通食だけでなく、刻み食やソフト食、ミキサー食など、その方の状態に合わせて「安全に、そしておいしく食べられる形」を考えます。行事食や季節のメニューを通して、暮らしに楽しみを届けるのも腕の見せどころです。

 ちなみに「栄養士」と「管理栄養士」は同じではありません。栄養士は都道府県知事の免許、管理栄養士はさらに国家試験などを経て厚生労働大臣から免許を受ける国家資格です。特養では、栄養ケア・マネジメントをはじめ、より業務的な栄養管理を管理栄養士が担っています。

 食事は栄養を摂るだけのものではなく、毎日の大きな楽しみでもあります。「食べる」を科学し、「おいしい」を守る。それが特養で働く栄養士・管理栄養士のお仕事です。

※イラスト(挿絵)はイメージです。 



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