近年の特別養護老人ホームは、「ユニット型特別養護老人ホーム」が主流になっています。ユニット型の特別養護老人ホームは、2000年代に制度として整備されました。原則として、おおむね10人以下の少人数グループで生活する仕組みです。ひかりの里は、8ユニットあり全体の定員は80名です。(10名×8ユニット)
ユニット型の特別養護老人ホームは、従来の多人数での生活スタイルとは異なり、家庭に近い環境の中で、その人らしい暮らしを大切にする「ユニットケア」という考え方から生まれました。ユニットケアの理念は、北欧などで発展した「個別ケア」の考え方に影響を受け、日本でも少しずつ広がってきました。
顔なじみの職員と少人数の利用者で生活することで、落ち着いた雰囲気の中で一人ひとりの生活リズムや好みに寄り添ったケアができることが大きな魅力です。一方で、職員配置や運営の工夫が求められるなどの課題もあります。
しかし、利用者の「その人らしい暮らし」を大切にするという理念は、これからの高齢者ケアにおいてとても重要な考え方と言えます。